お世話になっております。最近の自動車整備業界の関心事はなんと言ってもOBD検査だと感じています。以前、記事にした「2024年車検変更！OBD検査が必要な新型車とは？松本自動車部品が提供するスキャンツール情報」の通り、来月より新たな車検制度が開始されます。

佐藤

｛クルマの電子部品の故障を見つける”新たな車検”に向けた準備状況を確認します！～第８回「ＯＢＤ検査準備会合」を開催します～｝と言うことで、国土交通行政では、OBD検査における関係者の皆様が集まり、検討会を行っていました。今回の第8回で、準備会合としては最終回になります。今回も東京の現地会場へ出向き、傍聴と情報収集を行ってまいりました。

議題は

第7回会合における宿題事項について、スキャンツールの認定・販売状況について、準備状況指標の進捗と追加対策について、プレ運用等において明らかとなった課題について、今後の進め方・中長期的課題について、議論が交わされました。

会合は、全て事前申し込みの上、傍聴可能となっており、現地では会合用の資料も配付されます。この資料は、国交省のOBD検査準備会合（※国交省ホームページへリンクします）で公開されています。

プレ運用等において明らかとなった課題は、有益情報

全国の指定工場や整備振興会から寄せられた課題に対して、国土交通省、自動車技術総合機構の対応が掲載されており、非常に参考になっていました。

「特定 DTC 照会アプリのアップデート時にエラーが発生した場合の取扱細則について」などの詳細に関しては、アップデートが行えず特例番号を受領した日と同日（24時まで）であれば、当該特例番号を複数台の車両において使用できるなど、取扱の見解について示されていました。

OBD検査自体は、できるものの、その運用取扱に関しては、まだまだ情報収集が必須だと考えています。

検査用スキャンツール　DENSO DST-010-A 取り扱いを開始しました！

私たちも検査用スキャンツール　DENSO DST-010-A の取扱を行っています。ご用命のほど、お待ちしています。

それでは、皆様にとって今日も安全で快適な一日となりますように。ご愛顧いただき、誠にありがとうございます。